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中小企業のAI×DXの進め方|何から始めるかを6ステップで解説

AI×DX

この記事で分かること

  • AI×DXが「入れたけど使われない」で止まる本当の理由
  • AI×DXの進め方を間違えないための「守り→攻め」の考え方
  • 何から始めるかが分かる、AI×DXの進め方6ステップ
  • 業種別に見る、AIの使いどころ
  • 浮いた時間を利益に変えるROIの視点と、自社の実例

読了時間:約12分

生井聖人

監修:
合同会社みちしるべ 代表

生井 聖人(なまい まさと)

マーケティング歴10年。中小企業のAI×DX支援を専門に、感覚経営から数字経営への移行を伴走支援している。

「AIをそろそろ本気でやらないと」と感じながら、最初の一歩で止まっている。

40代以上の経営者から、私はこの声を何度も聞いてきました。

ニュースでは毎日AIの話が流れ、同業他社が効率化に成功したという話も耳に入ります。

それでも、いざ自社に当てはめようとすると手が止まってしまう。

AI×DXとは、AIを使って日々の業務や集客の流れを作り変え、仕組みとして回るようにすることです。

むずかしく聞こえますが、進め方には決まった順番があります。

中小企業のAI×DXは、やり方そのものより「何から始めるか」でつまずく方がほとんどです。

この記事では、AI×DXの進め方を6ステップに分けて、迷わず最初の一歩を踏み出せる形で整理しました。

AI×DXの進め方でつまずく会社に共通すること

中小企業のAI×DXがつまずく一番の原因は、技術でも予算でもなく「何に使えばいいか分からない」ことです。

まず、中小企業のAI活用がどのくらい進んでいるのか、数字で見てみます。

情報通信総合研究所「企業における生成AI導入の現状と展望」(2025年9月発表)によると、従業員300人未満の企業で全社的にAIを導入しているのは5%程度

一部の部署だけの導入を合わせても、約1割にとどまっています。

(出典:情報通信総合研究所「企業における生成AI導入の現状と展望」(2025年9月))

中小企業の全社AI導入は5%程度・導入しない理由の41.9%が「利用用途・シーンがない」

同じ調査で、導入していない理由の最多は「利用用途・シーンがない」で41.9%でした。

つまり、多くの会社は「使えない」のではなく「使い道が見えていない」状態で止まっています。

この入口のつまずきは、大企業との差にもつながっています。

東京商工リサーチ「生成AIに関する企業向けアンケート調査」(2025年7〜8月実施)では、生成AIを活用している企業の割合は大企業43.3%に対し、中小企業は23.4%。

おおよそ2倍の開きがありました。

(出典:東京商工リサーチ「生成AIに関する企業向けアンケート調査」(2025年))

大企業43.3%・中小企業23.4%のAI活用差は能力ではなく入口の迷いにある

ここで大事なのは、この差が「能力の差」ではないという点です。

つまずいている会社の多くは、AI×DXの進め方の入口で迷っているだけだと言えます。

つまずきの根本は「AI導入の目的化」にある

AI×DXがうまくいかない会社に共通するのは、いつの間にか「AIを導入すること」自体が目的になっていることです。

本来、AIは目的ではなく道具です。

「AIを入れよう」でも「何のために?」が抜ける——目的がないと使われない

ところが「とりあえずAIを入れよう」が先に立つと、何のために入れたのかが曖昧になります。

この「手段の目的化」は、大きく2つの症状として現れます。

症状1:ツールを入れたが、誰も使わない

「話題だから」「競合が使っているから」という理由でツールを導入し、現場に渡して終わるパターンです。

社長が「AIを使うように」と号令をかけても、現場の困りごととつながっていなければ、誰も使い方が分かりません。

結果、契約だけが残り、数か月後には誰も触らなくなります。

現場の困りごととつながらないと契約だけ残り、使い方が分からないまま終わる

症状2:時短はできたが、利益は変わらない

もう一つは、作業時間は減ったのに、会社の数字が何も変わらないパターンです。

たとえば資料作成が30分早くなっても、その30分が次の売上につながらなければ、利益は増えません。

AI×DXの進め方を「時短」だけで設計すると、ここで止まってしまいます。

時短で止まるか利益につなげるかは、空いた時間を何に使うかで決まる

AI×DXの進め方は「守り→攻め」の順で設計する

AI×DXの進め方で迷わないコツは、「守り」から始めて「攻め」につなぐ、という順番を最初に決めておくことです。

AI×DXには、大きく2つの方向があります。

観点 守りのDX 攻めのDX
目的 時間とコストを減らす 売上と利益を増やす
主な対象 議事録・資料・集計などの社内業務 集客・広告・マーケティング
成果の出方 作業時間の短縮 問い合わせ・成約の増加
守りのDX(議事録・資料・集計)→時間をつくる→攻めのDX(集客・広告・提案)→利益につなげる

一つは「守りのDX」です。

議事録づくりや資料作成、レポート集計といった社内業務を効率化し、時間とコストを減らす方向です。

弊社でも、守りの効果は数字で出ています。

会議の議事録づくりは1回あたり約30〜40分から約5分になり、広告レポートの作成は22社分で合計約440分かかっていたものが約1分まで短くなりました。

もう一つは「攻めのDX」です。

集客やマーケティングなど、売上・利益に直接つながる仕事をAIで仕組み化する方向です。

多くの記事や事例は、このうち「守り」だけで話が終わっています。

ですが、業務が速くなっただけでは、会社の利益はまだ動きません。

私自身、支援の現場では「守りで生まれた余白を、攻めに回せているか」をいつも見ています。

守りで時間をつくり、その時間を攻め(集客・利益)に振り向ける。

この順番で設計してはじめて、AI×DXは投資として意味を持つと考えています。

AI×DXの進め方6ステップ

AI×DXの進め方は、いきなりツールを選ぶのではなく、まず自社の業務を見渡すところから始まります。

ここでは、何から始めるかが分かるように、進め方を6つのステップに分けて整理します。

業務の棚卸し→1業務で試す→守りで時間をつくる→攻めに回す→利益が動く仕組みの全体フロー

ステップ1:業務の棚卸しをする

最初にやることは、新しいツールを探すことではありません。

今、社内でどんな業務に、どれだけ時間がかかっているかを書き出すことです。

全体を書き出すと、ふだん意識していなかった「実は時間を取られている作業」が見えてきます。

同時に、「これは本当に必要なのか」と問い直すきっかけにもなります。

中には、AIに任せる前に、そもそもやめてしまった方がいい業務も見つかります。

棚卸しは、AI×DXの進め方の土台になる作業です。

業務の棚卸し——時間がかかる作業・繰り返し発生する作業・やめられる作業を書き出す

具体的な棚卸しの手順は、別の記事でまとめています。業務の棚卸しのやり方もあわせてご覧ください。

ステップ2:AIで取り組む業務を選ぶ

棚卸しができたら、その中から最初に取り組む業務を1つ選びます。

選ぶときの目安は、次の3つです。

  1. AIが得意な作業か
    (AIは文章の作成・要約・文字起こし・整理などは得意。最終判断・交渉・関係づくりは苦手)
  2. 時間がかかっている、または繰り返し発生する作業か
  3. その作業を速くした先に、何が良くなるかが言えるか

特に3つ目が抜けると、時短はできても成果として見えづらくなります。

「速くなって、その先どうなるか」まで言える業務を選ぶことが、進め方のコツです。

最初の1業務を選ぶ3つの基準——AIが得意・時間がかかる・その先の成果が言える

ステップ3:AIに任せる部分と、人が判断する部分を分ける

業務を1つ選んだら、それを丸ごとAIに任せようとしないことが大切です。

AIが得意なのは、たたき台をつくることや、案を量産することです。

一方で、その出来が自社に合っているかの最終判断は、人がやる部分として残ります。

たとえば、提案書やブログ記事の下書きをAIに出してもらい、中身が正しいか・自社らしいかを人が見極める。

画像も、生成自体はAIに任せつつ、配色やレイアウト、どの参考例に寄せるかは人が決める。

「AIに任せる作業」と「人が判断する作業」の線をはっきり引くことが、使い続けられるかどうかの分かれ目になります。

AI×DXの進め方では、丸投げでも全部手作業でもなく、この線引きが要になります。

AIに任せる(下書き・要約・案出し・整理)と人が判断する(正確性・自社らしさ・最終判断)の役割分担

ステップ4:作業に合ったツールを選ぶ

ここまで来て、ようやくツールを選びます。

やる作業が決まっていれば、選択肢はしぼれるので、ツール選びはむずかしくありません。

大切なのは、1つの万能ツールを探すより、作業ごとに向いたものを選ぶことです。

やりたい作業 向いているツール 費用の目安
文章の作成・要約・メール下書き・アイデア出し 対話型AI(ChatGPT、Claude、Geminiなど) 無料版から。有料は月3,000円程度
調べ物・リサーチ 対話型AI(ネット検索に強いものが向く) 同じく無料版から
会議の議事録(録音→文字起こし→要約) 議事録専用ツール(Notta、tl;dvなど) 無料枠あり。有料は月1,000〜2,500円程度
画像・バナーの作成 画像生成AI(ChatGPTの画像生成など) 無料版から
資料・チラシのデザイン デザインツール(Canvaなど) 無料版から
作業に合わせてツールを選ぶ——文章・要約は対話型AI、議事録は議事録ツール、画像は画像生成AI、資料はデザインツール

対話型AIは、文章まわりの仕事を幅広く任せられる、最初の1本です。

一方で、会議の議事録は、録音から要約まで一気に処理できる専用ツールのほうが向いています。

画像づくりとデザインは別物で、ゼロから絵をつくるなら画像生成AI、できあいの型に文字や写真を流し込むならデザインツール、と分けて考えると迷いません。

まずは無料版で試し、物足りなくなったら有料版に上げるので十分です。

(※料金やできることは変わりやすいため、契約前に各公式サイトで確認してください)

最初から高機能なものをいくつもそろえる必要はありません。

ステップ5:小さく試して、効果を時間とROIで確認する

ツールが決まったら、選んだ業務でお試しとして小さく使ってみます。

ここで必ず、変化を数字で記録します。

「1回30分かかっていた作業が5分になった」というように、まず削減できた時間を測ります。

そのうえで、その時間をROI(投資対効果。かけた費用に対して、どれだけ成果が返ってきたか)の視点で見直します。

時間が減っただけで終わらせず、それがお金・受注・リスクのどれにつながったかまで言葉にします。

  • ミスが減った → 手戻りの時間が減り、年間で見れば大きな工数の削減になる
  • 対応が速くなった → 失注が減り、受注率が上がる
  • 属人化が解けた → 退職や引き継ぎにかかるコストとリスクが下がる
30分→5分に短縮した時間を受注・利益・リスク低減につなげるROIの視点

(※金額や効果の大きさは業務や会社の規模で変わるため、あくまで考え方の例です)

ROIの具体的な見方や計算の考え方は、別の記事で詳しく解説しています。

【関連記事】AI導入の効果をROIで証明する方法|数字で出す手順

ステップ6:お試しで終えず、本格導入を判断する

お試しで効果が見えたら、次は「このまま小さく使い続けるか、ほかの業務にも広げて本格的に導入するか」を判断します。

判断の軸は、ステップ5で見たROIです。

1業務で時間とお金の効果がはっきり出たなら、同じやり方を別の業務にも広げる価値があります。

本格導入になると費用もかかりますが、補助金を使える場合もあります。

【関連記事】AI導入で使える補助金とは?ChatGPTは対象?

ただし、広げる前にやることがあります。

それが、社内に定着させる仕組みづくりです。

小さく試す→時間を測る→ROIを見る→広げる判断→定着させる、5段階のサイクル

AI×DXを社内に定着させるには

AI×DXがうまくいくかどうかは、ツールよりも「使い続けられる仕組み」をつくれるかで決まります。

私(生井)の経験上、つまずく会社の多くは、ツール選びではなく、この定着のところで止まっている印象があります。

社内に根づかせるための主なやり方として、次の4つがあります。

  • 小さな成功体験を先に1つつくる:
    興味のある2〜3人から始め、最初の1業務で出た時間短縮の数字を社内で見せる
  • 最低限の社内ルールを決める:
    入れてはいけない情報・使ってよいツール・人による最終チェックの3つを紙1枚にまとめる
  • 使い方を「自分の業務」で体験してもらう:
    座学だけにせず、実際に時間を取られている業務でAIに指示を出して仕上げるところまでやってもらう
  • うまくいった使い方をためて共有する:
    効果のあった指示文(プロンプト)を一覧にして社内で共有する
AI×DXを社内に定着させる4つの要素——小さな成功体験・社内ルール・自分の業務で体験・使い方を共有(入れて終わりにしない)

この4つを回し続けることが、AI×DXを「入れて終わり」にしないための土台になります。

ここまでで進め方の全体像はつかめたはずです。

あとは、自社のどの業務から始めるかを決めるだけです。

避けたいAI×DXの進め方

うまくいく進め方の裏返しとして、避けたい進め方もはっきりしています。

代表的なのは、次の3つです。

  • 丸投げで進める:
    業務をまるごとAIに渡し、人の最終チェックを置かない。品質が安定せず、かえって手戻りが増えます
  • 全部を一度に変える:
    複数の業務に同時に手を出し、どれも中途半端になる。まずは1業務に絞るほうが、効果も課題も見えます
  • 効果を測らない:
    時間やROIを記録せず、なんとなく使う。続ける価値があるかを判断できず、自然消滅します
AI×DXのつまずきやすい進め方3パターン——丸投げ・全部を一度に変える・効果を測らない

この3つを避けるだけでも、AI×DXの進め方は大きくつまずきにくくなります。

浮いた時間を利益に変えるのがAI×DXの本当のゴール

AI×DXの進め方で最後に効いてくるのは、「時間を減らすこと」ではなく「減らした時間を利益に変えること」です。

作業が速くなること自体は、ゴールではありません。

浮いた時間は、そのままでは1円にもなりません。

その時間で集客が進むか、フォローが増えて成約につながって、はじめて現金になります。

たとえば弊社では、22社分の広告レポート作成を約440分から約1分まで短くしました。

440分→1分に短縮した時間を広告改善・顧客提案・集客施策に回して利益につなげる

ここで生まれた時間を、ただ空けるのではなく、広告の改善や顧客への提案といった「攻め」に回すことで、はじめて売上につながります。

私(生井)の経験上、伸びる会社ほど「PVではなく成約数」「広告費ではなく回収率」「売上ではなく利益」で物事を見ている印象があります。

AI×DXも同じで、「何時間減ったか」だけでなく「いくら利益が動いたか」まで見ると、進め方の精度が上がります。

弊社では、この守り(業務改善)と攻め(集客)の両方を、提案から仕組み化までAIで一気通貫に支援しています。

業種別に見るAI×DXの使いどころ

AI×DXの進め方は共通でも、最初に効く業務は業種によって変わります。

自社に近いところから、イメージしてみてください。

  • 小売・飲食:
    商品やメニューの説明文、SNS投稿、問い合わせへの返信文づくりにAIが効きます
  • 士業・管理部門:
    書類の下書き、長い資料の要約、調べ物の下準備で時間が縮みます
  • 建設・外構:
    見積書や提案書のたたき台、施工事例やブログの文章づくりが速くなります
  • 製造:
    作業マニュアルや報告書の整備、会議の議事録づくりが候補になります
  • サービス・教育:
    問い合わせ対応、案内文、保護者や顧客への連絡文の作成に向いています
業種別AI活用の入口——小売・飲食(説明文・SNS・返信)、士業・管理部門(書類・要約)、建設・外構(見積・提案・ブログ)、製造(マニュアル・報告書)、サービス・教育(問い合わせ・案内文)

実際に、ある住宅外構の会社では、AIにブログのたたき台を任せる手順を整えたことで、1本あたりの作成時間が約90分から約30分になりました。

業種ごとに入口は違っても、「時間のかかる文章・資料の仕事から始める」という進め方は共通しています。

【成功事例】議事録づくりの自動化で、1回あたり約30〜40分が約5分になった

会議の議事録づくりをAIで自動化したところ、1回あたり約30〜40分かかっていた作業が、約5分まで短くなりました。

これは、弊社が実際に取り入れ、支援先にも展開している進め方の一例です。

Before(課題)
  • 会議のたびに、録音を聞き直しながら手作業で議事録を作っていた
  • 1回の議事録づくりに30〜40分かかっていた
  • 担当者によって、書き方や粒度がバラバラだった
  • 原因:
    議事録づくりが、録音の聞き直しという手作業に丸ごと頼っていた
  • 必要だったアクション:
    文字起こしと要約という、いちばん手間のかかる工程をAIに任せること
みちしるべがやった施策

一度に全部を変えず、手間の大きい工程から順に置き換えました。

具体的には、次の3つです。

  1. 会議の録音を、自動で文字起こしする仕組みを用意した
  2. 文字起こしから要点を抜き出す手順を、AIのプロンプトとして固定した
  3. 誰がやっても同じ形式で仕上がるよう、議事録のひな形をそろえた

これらの取り組みを続けた結果、次のような変化が出ました。

After(結果)
  • 議事録づくりの時間:
    1回あたり約30〜40分 → 約5分
  • 変化:
    担当者による品質のばらつきが減り、会議後すぐに共有できるようになった
成功事例:録音を聞き直す手作業(30〜40分)→ AIで文字起こし・要約、人は最終チェックだけ(約5分)

改善できた理由は、議事録づくりを「丸ごと人がやる作業」から「手間の大きい工程だけAIに任せる作業」に組み替えたことにあります。

聞き直しと要約という、最も時間を奪っていた部分をAIが担うようになったため、人は最終チェックだけに集中できるようになりました。

その結果、空いた時間を別の業務に回せるようになりました。

ここまで読んだあなたへ

ここまでの記事の3つのポイント

AI×DXは、難しい技術の話というより、「どの業務から手をつけ、空いた時間を何に使うか」という判断の積み重ねだと感じています。

ただ、どの業務から始めるのが効くかは、業種や会社の状況によって変わります。

  • まず社内の業務を軽くしたい場合:
    いちばん時間を取られている繰り返し作業を1つ選ぶところから
  • すでに時短はできている場合:
    浮いた時間を集客・売上につなぐ設計から
  • 何から選べばいいか分からない場合:
    業務の棚卸しを一緒に整理するところから
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よくある質問

Q1. AI×DXは何から始めればいいですか?

まず業務の棚卸しをして、いちばん時間がかかっている繰り返し作業を1つ選ぶところからです。

その中の手間が大きい工程だけAIで試すと、つまずきにくくなります。

Q2. 専門のIT担当がいなくても進められますか?

進められます。

今は専門知識がなくても使えるAIツールが増えています。社内で1つの業務から小さく試し、必要に応じて外部の支援を組み合わせる形が現実的です。

Q3. AI×DXの進め方で、いちばん失敗しやすいのはどこですか?

「AIを導入すること」自体が目的になってしまう時です。

どの業務のどんな困りごとを解決したいかを先に決めると、つまずきにくくなります。

Q4. 効果はどのくらいの期間で出ますか?

1つの業務に絞ったスモールスタートなら、数週間で削減時間が見えてくることが多いです。

社内システムとの連携を伴う本格導入は、数か月単位で考えると無理がありません。(※規模や対象業務によって変わります)

Q5. 費用はどのくらいかかりますか?

月額数千円のツールから始められるケースが多く、初期に大きな投資が必ず必要なわけではありません。

補助金が使える場合もあるため、費用の詳細は別記事も参考にしてください。

まとめ

AI×DXの進め方の全体像

中小企業のAI×DXは、技術力より「進め方」で差がつきます。

何から始めるか迷ったら、業務の棚卸しから入り、いちばん時間がかかっている1業務を小さく試すところからで十分です。

そして、守りで生まれた時間を攻めに回す。PVではなくCV、広告費ではなくROAS、売上ではなく利益で見ることが、最後の分かれ目になります。

ここまで設計できれば、AI×DXは「入れて終わり」ではなく「利益が動く仕組み」に変わります。

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